彼女の浮気の心配
真夜中に友達から電話が掛かってきた。
なんでも彼女から連絡が来ないらしく、浮気を疑っている。
「お前の想像力はどんだけ豊かなんだよ・・・。その力は他のところで生かしなさい。
ほら、彼女だってさ時には仕事終わりに飲みにいったりすることもあるでしょうよ?
別にいいじゃない。向こうは仕事頑張ってんだから。出会い系で遊ぶ暇もないはずだろ?
それで馬鹿みたいに飲んで、帰ってそのまま寝ちゃったのかもしれないだろ?
いちいち気にすることでもねぇだろうが・・・。」
「でも、もしそれが他の男で・・・。」
「それならそれで別にいいだろうが。あのな、男にはなそれくらいのことを自然と許してやるっていう心の広い部分が必要だなんだぞ?
もっとお前もそういう男気を持たなきゃいかん!
あまりに彼女を締め付けると、彼女もきつくなって出て行っちゃうかもよ?」
「あぁ・・・。やっぱり俺って束縛しすぎなのかなぁ・・・。でも完全無料出会い系サイトに興味があるような話していたし。あぁ、もうどうすりゃいいんだよ・・・。」
「まぁ、今日のところは黙って寝ろ。明日メールなり電話なりが彼女からあったら万事OKじゃねぇか!俺は眠いんだじゃぁな。」この、ひどく心配性の友人からの電話は月数回は必ずあるのだ。
翌日、彼からメールが届いた。
「昨日はありがとう。朝一で彼女からメールが来ました。
友達と飲みにいってそのまま帰って寝ちゃったんだって。ホントに心配させてごめんね!」
だから言っただろうが・・・。